予防接種

当院での予防接種について
※インフルエンザ・新型コロナ以外は事前にお電話にてご予約を
お願いします

当院では、各種ワクチン接種を行っております。主に、インフルエンザワクチン、新型コロナワクチン、帯状疱疹ワクチン、肺炎球菌ワクチンなど、適切な接種時期に応じて実施しております。インフルエンザワクチンは例年10月以降に接種開始となります。詳細な開始時期はホームページまたはお電話にてご確認の上、当院までご予約ください。
接種でご来院の際は、ご自宅で体温測定をした上でお越しいただくと接種をスムーズに進めることができます。

当院対応可能の成人ワクチン

  費用(税込)
インフルエンザワクチン ¥3,300
吸入インフルエンザワクチン(フルミスト) ¥8,000
肺炎球菌(成人・プレベナー13/PCV13) ¥12,100
肺炎球菌(成人・ニューモバックスNP/PPSV23) ¥8,800
A型肝炎 ¥7,700
B型肝炎 ¥6,600

麻疹・風疹2種(MR)

*国内流通が不安定のためご希望に添えない可能性があります

¥11,000

水痘(水ぼうそう)・帯状疱疹(生ワクチン)

¥7,700
帯状疱疹(シングリックス) ¥22,000

予防接種とは

ウイルスや細菌による感染症の発症を予防するほか、発症しても重症化するのを防ぐためにワクチン接種は有効です。ワクチンは、ウイルスや細菌の病原体や毒素から生成されていますが、病原性を無毒化または弱毒化して生成するため、接種後も感染時のようなつらい症状を起こさずに抗体を作ることが可能です。

予防接種に関するご注意

予防接種をご希望の際は、ご予約の上ご来院ください。また、接種前には予め予診票をお読みください。

予防接種を受けられない・
受ける際に注意が必要な方

  • 37.5℃以上の発熱がある方
  • 心疾患・腎疾患・血液疾患・肝疾患などの治療中の方
  • 重度の急性疾患にかかっている方
  • 過去に予防接種を受けた直後に、発熱や蕁麻疹、発疹などのアレルギー症状を起こしたことがある方
  • 接種後に痙攣を起こしたことがある方
  • 血縁者に先天性免疫不全の方がいる場合、または免疫不全と診断されたことがある方

など

※上記項目に該当する方は、ご予約時にご相談ください。

予防接種後の注意点

接種後は押したり揉んだりせず、清潔を保ち、接種当日は飲酒や運動、入浴は控えてください。接種した患部に異常な反応や体調の変化がある場合には、速やかに受診してください。

インフルエンザワクチン

インフルエンザとは

毎年、冬の時期に流行するインフルエンザウイルス感染によって全身に症状が起こる感染症です。主に、38℃以上の高熱と関節痛、筋肉痛、頭痛、悪寒、喉の痛み、鼻水、咳、下痢、腹痛などの症状が現れます。特に、高齢の方や小さいお子様は免疫力が弱いため、重症化するリスクが高いので注意が必要です。肺炎や中耳炎を併発するほか、脳炎を起こす恐れもあります。当院では、インフルエンザの発症や重症化を防ぐために、インフルエンザワクチンの接種をお勧めしております。

毎年の予防接種で備えを

インフルエンザウイルスは、毎年変異を起こしながら感染流行するため、毎年予防接種することで発症及び重症化を防ぐことが重要です。

インフルエンザワクチンの
接種時期

インフルエンザが流行する前に予防接種しておくことで、予防が可能になります。予防接種後2週間程度は抗体ができるまでにかかります。また、ワクチンの効果持続期間は約5か月とされます。インフルエンザが感染流行するのは12月頃から翌3月頃までのため、10月~12月上旬ころにワクチン接種することをお勧めしております。

ご予約は「24時間WEB予約」よりお取りください(電話でのご予約も可能です)。

接種費用は1回3,300円になります( 生後6か月以上で12歳までは2回接種します)。

各種助成も利用可能です。詳細はこちらを御覧ください。

肺炎球菌ワクチン

肺炎とは

ウイルスや細菌などの感染によって肺が炎症を起こしている状態です。病原体として最も多いとされているのは肺炎球菌です。免疫力が低下すると、上気道・下気道に感染が起こり肺にまで到達すると肺炎を起こします。国内の死亡原因では肺炎が上位を占め、そのうち約95%の方が65歳以上と言われています。特に、慢性疾患がある高齢の方は、肺炎の感染リスクや重症化リスクが高いため、日頃からの予防が非常に大切になります。

肺炎球菌ワクチンの接種で予防

肺炎を起こす病原体の多くは、肺炎球菌とされます。肺炎球菌は、肺炎球菌ワクチンで発症及び重症化を予防できます。ワクチン接種と日常生活での予防を行うことで感染を防ぐことができます。

成人用肺炎球菌ワクチンの
接種お勧めしたい方

成人における肺炎球菌ワクチン接種の推奨対象は、以下の通りです。

65歳以上の方

  • 慢性疾患がある方(糖尿病や心疾患、呼吸器疾患、肝疾患、腎疾患など)
  • 疾患や免疫抑制療法を行っているため感染症にかかりやすい方
  • 脾臓摘出などで脾臓機能不全がある方

など

肺炎球菌ワクチン接種は
高齢者対象の定期接種

成人用肺炎球菌ワクチンは、65歳以上の高齢者を対象とした定期接種とされています。
対象期間内に接種した対象年齢の方は、公費助成を受けることが可能です。この場合、生年月日によって毎年対象が異なるため、ご注意ください。詳細は、お住まいの市区町村にお問い合わせください。

接種間隔は5年以上

肺炎球菌ワクチンの接種間隔は5年以上と推奨されています。肺炎球菌ワクチンの有効期限は長く、5年以上空けずに接種した場合は患部に痛みなど強い副反応が出る恐れがあるため注意が必要です。また、肺炎球菌ワクチンはインフルエンザワクチンとは異なり、一年中いつでも接種が可能です。ただし、過去に接種したことがある方は、前回から5年以上接種間隔があることを確認する必要があります。

接種後の注意点

接種後、患部に腫れや発赤、痛み、熱感などが現れることがあります。ほとんどの場合は数日で消失しますが、強い副反応が長く続く場合は速やかにお申し出ください。また、接種直後に熱っぽさや倦怠感など明らかな体調変化があった場合は、すぐにご相談ください。

インフルエンザワクチンとの
併用接種

肺炎を予防するために、インフルエンザワクチン接種と併用して受けることをお勧めしております。

帯状疱疹ワクチン

幼少期に水痘(みずぼうそう)にかかったことで、水痘ウイルスが体内にそのまま潜伏し、長時間棲みつきます。長い期間を経て再度水痘ウイルスが活動を始めることで、帯状疱疹を発症します。帯状疱疹は50歳以上の方に発症リスクが高く、幼い頃に水痘にかかったことのある方は、帯状疱疹ワクチンを接種することができます。当院では、以下の通り、水痘ワクチンとシングリックスのワクチンを扱っております。

  水痘ワクチン シングリックス
ワクチンの種類 生ワクチン 不活化ワクチン
接種回数 1回 2回(2か月間隔を空ける)
予防効果 50~60% 90%
持続時間 5年程度 9年以上
副作用 接種患部の痛みや腫れ(皮下注射) 接種部位の痛みや腫れ(筋肉注射のため痛みの頻度多)
接種不可

新型コロナウィルスワクチン前後2週間以内に接種予定の方
妊婦さん、免疫不全の方

特になし
料金 ¥7,700 ¥22,000
メリット 1回で済む、値段が安い 予防効果が高い、効果が持続
デメリット

生ワクチンのため、免疫力が低い方には接種できない。

効果の持続が短い。

注射患部の痛みが起こりやすい。

費用が高い。

※ご希望の方は、事前にお問い合わせください。お申込み後のキャンセルや接種しなかった場合も実費がかかります。

新型コロナワクチン

みそら内科クリニック目黒では、新型コロナウイルス感染症の予防を目的としたワクチン接種を行っております。新型コロナウイルス感染症は、重症化リスクが高い方々にとって特に危険です。ワクチン接種は感染予防に非常に有効であり、重症化を防ぐための最も重要な手段の一つです。

ワクチンの効果

新型コロナウイルスワクチンは、体内で免疫反応を引き起こし、ウイルスに対する抗体を作り出します。これにより、ウイルスが体内に侵入した際に速やかに対応し、感染を防ぐことができます。また、感染した場合でも重症化するリスクを大幅に減少させる効果があります。

接種について

当クリニックでは、コミナティ(ファイザー社)の新型コロナウイルスワクチンを提供しています。

・料金は15,400円(税込み)です。

・新型コロナワクチンに限り予約不要にて接種いただけますので、ご来院時に申し付けください。

(発熱など、体調不良時には接種を見送らせていただくこともありますのでご了承ください)

ワクチン接種の流れ

問診・接種: 医師による問診の後、ワクチンを接種します。

経過観察: 接種後、約15分間の経過観察を行います。

注意事項

・接種当日は、体調が万全であることを確認の上、ご来院ください。

・接種後に副反応が現れることがありますが、通常は軽度であり、一時的なものです。不安な場合は医師にご相談ください。

・妊娠中や授乳中の方、基礎疾患をお持ちの方は、接種前に医師とご相談ください。